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信じているけど、もどかしい!

「たまには陽に当たらんの!」

って長男によく言っている。日光に当たらないと、ビタミンDが

生成されないし、血液中のヘモグロビン(赤血球)の活動も衰える

からね。本人は「当たってるよ。」っていうのだが、お部屋のガラス

越しの日光がほとんどで、義父に頼まれている火曜日、金曜日の朝の

ゴミ出しぐらい…。



末っ子も土曜日だから家に居るので、

「パン屋さんにパンば買いに行こい。」とか何とかいって外に

連れ出そうと試みるが、この日は末っ子のみで長男は来なかった。

外は抜けるように澄み渡った青空。

「こげな時に外に出らんで、どげんすっとの!?」って思ったんだけど、

まだまだ心の傷は癒えてない長男…。長時間の外出をすると、身体が

ものすごく疲れるらしい…。なので誘っても4~5回に1回ぐらいしか

ついて来るとは言わないんだねコレが。妻の2年にわたる闘病生活の間、

あたくしは、病院通いで手いっぱいだったので、実質長男とはたいした

会話はしなかったし、

「かぁちゃんのせいで、おれはこうなった。」

っていう長男の言い分にも一理あると思っていたので、過去のコトに

関しては「済まなかった。」と亡き妻の分まで謝っておいた。

それはそれとしても、来年18歳になんなんとする彼を、いつまでも

毎日がエブリディ、ヒッキー&ニート君からは脱却してもらわねば

なるまいて…。以前カウンセリングを受けてみようかと、中3の頃

ハナシを持ち掛けたんだけど、「そんなモン、役に立たん!」って、

思いっきり拒否られたコトもある[ふらふら]。コレって親の立場からしても

相当覚悟の要るコトである(汗)。だって、カウンセリングを

受けるにあたっては、その背景となった事象を提示し、家庭の

事情を包み隠さずカウンセラーに伝えなくてはならないから…。




ホントはいいたかない、親として恥ずべきことまでを、第三者に

白日の下に曝されるワケだからね。悩んだ末に、それでも長男の為

と思って、決死の覚悟を決めてから言い出したコトなのだが…。

現在は、末っ子の面倒を見たり、お料理に興味を持ったりして、

いろいろ作ってみたりしている。そんなこんなで今に至ってるん

だけど、そんな悩みを持っているのは無論ウチだけではなく、

その道の権威であるガッコのセンセの子供だって不登校、

ヒッキー&ニート君になって悩んでる方も少なくないっていう

からね。幸い(?)身近にそんなセンセがいらしたものだから、

失礼ながらいろいろと訊いてみたが、意外にも「登校刺激」など

は一切しなかったんだそう。2年くらいしたら本人、

「コレではいけない!」と思ったらしくて、復活するコトが

出来たんだという。そう考えればウチの長男の場合もカメの歩み程度

ではあるけど、善い方に向かってはいる…。

あたくしの本心としてはもどかしいのだが、「信じて任せてみる」

しかないのかナ!?って思って様子をみているところである。

信じているけど、もどかしい!



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