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自由な心なくして明日の希望はない!

 今日13日(金)は、我が家の次男坊の誕生日。

キムタクと同じ誕生日という事で、本人は悦に入っている。

ま~た、阿呆のようなことを…。

そうだね、私の誕生日(1110日)と同じ方と言えば、

タレントの渡辺満里奈さんとか、心理カウンセラーの

心屋仁之助さんとかが浮かんでくる。そういえば、私が

前職の仕事で行き詰まってた時に出会ったのが心屋さんの

本で、「好きなことだけして生きていく」と言う本のタイトルだった。

著者の心屋仁之助さんは、前職は佐川急便の管理職をされ、

朝早くから夜遅くまでハードな仕事をこなし、

モーレツ社員のように働いていたのだそう。

ところがそんなご本人の努力にも関わらず、会社からは理不尽な

評価を受けたりするものの、会社を休んだりすることも出来ず、

会社に自分の将来を見出せなくなり退職する。そしてそれにより

ご自身のいちばん大切な人間関係(夫婦の絆)をも壊してしまう。

(言いにくいけど、心屋さんの離婚の事である。)

皮肉にも、離婚が成立したのは、心屋さんが、心理カウンセラーとして

活動を始めてから後の事である。

(現在は、再婚されて幸せな家庭を築いておられる、という事ですが…。)

そんな心屋仁之助さんが、提唱するのが、

「頑張っても、報われない。」

頑張らないと価値がないとあなたが思うからそういう現実が起こる。

世の中は、甘くない…。と、言う方が多いから、

その人が言う通り、甘くない現実が訪れる。

そうではなく、世の中は、貴方が思っているより,

ずっと甘くて優しい。

そういわれると、何か心が安らいでくるような気がすると思いませんか?

そうなのだ!

実際、人は自分が思っているほど自分の事を見ていない。

人が興味があるのはもっぱら自分自身の事なのである。

特に不登校に陥った中高生なんかは、

「表に出ると皆が自分に注目している様な気のする」、みたいなものだ!

阿呆のあんた!?

有名人ばっするごと!あんた、そげん有名かとの?

そう思っているから、ますます学校に行くことが出来なくなる!

自意識過剰たい!誰んあんたやら見とらんばい!!ほんな話が!!

んで、心屋さんの言葉を借りれば、

「頑張っても報われない。」なら、「頑張らなければ報われる!」

ということ!

自然体て良いのですよ。焦らず気負わず媚びずにね!

これは、新たな気付きでもありました。

貴方がいい人でも、イヤな奴でも、世の中の流れは変わりません。

貴方が清らかな心でも、邪な心でも世の中の流れは変わりません。

どのように生きて行ってもいいんですよ。と

心屋さんは説いています。

貴方も心の中の足枷を、この機会に

外してみても良いのではないでしょうか?


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11月第三木曜日のイベント その2

「今世紀最高の出来」=ボージョレ・ヌーヴォー2015

 

はっきり言ってこれらのコピー、ずっといい事ばかり書いてあるが、

喩えて言えば、「今年の風邪はヒドい!」と毎年言っているような

カンジではなかろうか?と思っているのだが、イベント好きの日本人の

国民性なのか、ボージョレ・ヌーヴォーも日本のイベントの一つとして

市民権を得て根づいているような感がある。

こういう宣伝過剰ところが本格的ワイン愛好家に冷笑の対象として

見られている要因である。

だって、原料の葡萄の出来なんて、良い年もあれば、悪い年もある。

にも関わらず、悪いイメージのコピーなんて、2012年の

「ボジョレー史上最悪の不作!」と書かれたくらいで

後は良い事ばかり書いてある。

 

あと1週間ちょいで、解禁日を迎える、ボージョレ・ヌーヴォー。

それに先駆け、義父のプレゼントの赤ワインを昨日もらっていたので、

昨夜仕事帰りに、それに合うオードブルをセレクトしようと行きつけの

スーパーに。今回私がセレクトしたのは、イタリアのプロシュート(生ハム)

にベビーチーズを巻く、という算段で購入をした。

銘柄はカリフォルニアのビッグハウスレッド。

そして、私の誕生日の翌日11日、義兄の誕生日なので、

もう1本プレゼント用のボトルを調達する。

義兄は白ワインは飲まず、赤ワインのみ愉しんでいる。

しかも選ぶボトルはそろいもそろってフルボディ。

「魚介類も赤ワインなの?」って訊くと、「そう!」だって(笑)。

ワイン通の皆様!

生ガキにボルドーの赤ワインの組み合わせ、耐えられます?(笑)

おま!殺す気かぁ!?(想像を絶するね。怒られるかな?)

だけどまぁ、ワインを愉しむのに決まった形はなし!

そこまで頑固な義兄にむしろ清々しさを感じる。

そんなわけで、同じカリフォルニア産のカベルネソーヴィニョン種の

思いっきり濃厚な果実味と刺激的なタンニンを味わえるものを

セレクトして渡しておいた。

義兄がマリアージュするのが魚介類でなければ良いけど?

因みに私は赤のセレクトはもっぱらミディアムボディ。

舌の上にずしりと来るフルボディの味わいも好きであるが、

ワイン単体ではなく美味しいものと合わせたい私は

自然とそういう選び方になってしまうのだ。

みんなそれぞれのワインの愉しみ方があるのですね…。

理屈抜きで楽しもうではありませんか!

うちの末っ子。私が一度ベビーチーズを3分割位にして海苔を巻き

焼酎の肴にする、なんてことをやっていたら、

末っ子、「俺にも食べさせろ!」と、言わんばかりに

ベビーチーズに海苔を巻かせ、バリバリと食べていた。将来、

立派な酔っ払いになってくれることを期待している(笑)。


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51回目の誕生日

 昨日、1110日は、私の誕生日。

何と今日で生まれてから51年が経過した。

♪~25歳を越したら急に、「1年、1年が早いよね~。」と

槇原敬之さんの歌のようなことを

身に染みて感じているが、このセリフをあと9回言ったら

還暦である。

夜、隣の中2の姪っ子が、「きーちゃん2さんの誕生日だから。」

と言って、手作りのガトー・ショコラを持ってきてくれた。

何かついこの間まで、小っちゃくてトコトコ走ってた幼子が

今や中学生生活を送っている。時の経つ速さと共に、

ひときわ感慨深い想いを味わってもいる。

「齢をとるのも悪いことばかりではないなぁ。」ってね。

今日、妻の予定は緩和ケアの外来に掛かる予定だったのだが、

本人、今日は行きたくないからと予定をキャンセルしていた。

私が、「何で行かんとね?」と尋ねると、

「先生がイヤ!」、なんてことを言っている。

本人曰く、別に先生が嫌な事を言ったり、理解しがたいことを

言ったのでなく、至極まっとうなことを言っているのに

気持ちがラクにならないのだそう。

入院中の先生は、妻のいう事をじっくりと傾聴してくれたものだが

外来の先生は担当が違っていて、話をしていても、

何かしら断定的と言うか厳しさを感じるらしい。

これではとても「緩和」にはならないよねと言っている。

まぁ先生も人間なら、相手である患者も生身の人間である。

正論だけを説いて皆が納得するというのなら、人と人の争いも

起こらないし、ましてやそんな先生など必要なかろう。

がん患者に限らず、人はそれぞれの悩みや苦しみを持っている。

その様なメンタル的に弱っている人間は、正しいという事だけでは

納得しない。

例えば介護の分野では、職員は高齢者に対して、「受容」と

「傾聴」の姿勢で臨まねばならない。相手の気持ちを

「否定しない」、「馬鹿にしない」。

「あなたが介護を受ける立場だとしたら、“こんな介護をうけたい”

という介護をその方にしてさしあげる。」

たとえ相手のいう事が間違っていたとしても、である。

そんな場面で「〇〇さん、そうじゃなかとよ!」

などと言ってしまっては、おしまいである。

私の妻は認知症高齢者ではないが、介護の知識と経験はある。

やはりケアを受ける際にはそういう面には敏感である。

病院には、それなりの対応をお願い申し上げたい。


今日は前日に義父からプレゼントを頂いた。私の好みに

ぴったしの、赤、白のワイン。

(感謝感激雨あられ!俺は世界一の幸せ者だぁ~!!)

今夜は仕事帰りに、このボトルに合うオードブルを

見つけてきて、乾杯することにしよう(笑)。



ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日も楽しみだしね。


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これは妻の我が儘か?

 妻が、フコイダンの飲用を開始して6日が経過した。

最初こそ、吐きそうな表情で鼻をつまんで必死に飲んでいたが、

今朝は比較的落ち着いた表情で、飲用していた。

(と言っても飲むときやはり鼻はつまんでいたが…。)

私は、「飲み始めて何か変わったごたるの?」と尋ねるが、

返事は、「気分悪か、あんたのお義母さんから酷いコト

言われたけんね。精神的ダメージふとかよ。」

我が母親ながら想像するに、あんたの我が儘で

息子を振り回すなとか、その他諸々(結構どぎついので

書くのが躊躇われる!私も実の息子にそこまで言うか?

…ってくらい言われているのだが)

事の発端は10月末のこと、

現在実家に同居している妻が、不満をぶちまけた。

「自宅に帰りたい…。」と、こぼす。

私、「何でや?5月からやっとの思いで移動したとに、

3ヶ月位でまた元に戻すとの?」と訊くと

「この家は狭すぎる、7人で住む家じゃない…。」

(贅沢を言うんじゃない…!君が昔から育った家やろが)

そもそも、実家に(義父自宅)に同居するきっかけは、

長男、次男か義父の家から学校に通っているために、

少し距離の離れた私の家から私や妻がご飯の用意をして

届けなければならず、その他洗濯物など洗って届けたり

していたので、その行き来する手間と掛かる費用が膨大な

負担となり、その惨状を見かねた義父が「ここに住め。」

と、救済策を提示してくれた。なので、5月から荷物の

移動を開始し、衣類やPCや台所用品なども持ち込み

7月からは完全に義父宅に生活の拠点が移動した。

それから現在3ヶ月余り、ようやく私も妻も義父宅での

生活に馴染んできた…。と思った矢先の妻の言葉。

義父に話をすると、「戻りたいなら、そうさせてやれ。癌には

ストレスが大敵やから、それとねアイツもこういう状況だから、

残る余生を、(ちょ~!!安らかに過ごさせてやりなさい。」

とまぁ、義父らしい答え。

シャワートイレの交換用商品が、ホームセンターより届く。

現在使用してるものが、老朽化により誤作動をするように

なったので、義父が買い替えたほうがよかろうと購入した。

私が受け取りにサインをし、受領する。そのまま玄関に

置いておこうとすると、妻が

「ちょ~、玄関にそげなと置いたら邪魔になるやんね。」

トイレ関連の商品とは言え、未使用の商品、汚くはないけど?

私、「ほんなら、どこ置いたらよかとの?」荷物を持ったまま尋ねる。

「分からん!」荷物を抱えている腕が段々疲れてきて、

私も声が荒々しくなり、

「ほんなら、どこに着地させたらよかとの!?」

「分からん…。」

こんなやり取りをした私は激しい不安に駆られた。

もしかして、病気の影響で、思考が停止しているのか?

などと思ったりもした。フコイダンの効果については、

今のところ変化なしと言うところ。効果がでたよ。

と言う報告を早くしたいのだが…。


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キングオブ九州弁とはこの人!

今日は、117日(土)。

妻の大学時代の友人さんからLINEが入っていた。

私のブログに時折ちりばめられた、久留米弁(九州弁)が

かなり笑えたとのことで、その次のブログ記事では

久留米弁を思いっきり炸裂させてしまった。

まぁその昔、TVの番組で久留米市出身の、

藤井フミヤさんと松田聖子さんの久留米弁での対談があって

TV画面の下に字幕スーパーが(通訳)が出ていて

これが、またものすごく笑えたことを

20年以上経った今になって思い出した次第。

そうそう、九州弁と言えばTVにおいてこの人おいて他にはない

強烈極まりないインパクトを持った方がいるので、

ご紹介したいと思う。

その方とは、アニメの声優として有名な

千葉繁さん。(本名:前田正治、熊本県菊池市出身)

さてこの千葉さん、声優さんとしてのキャリアは古く

1976年(昭和51年)から活動を開始。

細かい説明は、アニメファンであれば必要ないほどの方だが

特にポピュラーな役柄いうと、高橋留美子原作、「うる星やつら」の

メガネ役、(本来チョイ役だが、監督の押井守氏超絶的演出手腕

と千葉さんご自身のアドリブの相乗効果により、

後にかなり強烈な準主役的キャラに成り上がるが、それについては

また別の機会にご紹介をしたい。)

「めぞん一刻」の四谷役、「北斗の拳シリーズ」の

ジョーカーをはじめとしたやられ役キャラ。(主人公のケンシロウに

経絡秘孔を突かれ、ひでぶ!とか、あべし!とか言って

お亡くなりになるあの人たちの事ね。)

後にナレーターまで担当することになる。

(これまたハイテンションで喋りまくる凄さ!

現在もそのスゴさはパチンコ北斗の拳で、健在である。)

主演作は、「ハイスクール奇面組」の一堂零。

千葉さんが九州弁をしゃべるキャラクターとは

「太陽の牙ダグラム」:日本サンライズ制作、テレビ東京放映で、

1981年(昭和56年)10月23日から

1983年(昭和58年)3月25日まで(全75話)

まで放映されたロボットアニメの登場人物の一人
 

ジョルジュ・ジュールダン。
 
※実はこの人の登場以前に この人そっくりのフェスタという人が
 
いたのだが 、サイドカーの足元に落ちた手榴弾を見落としたまま
 
ぶっ飛ばし、衝撃の爆死を遂げた。 
 
決して作画監督兼キャラクターデザイン担当の
 
塩山紀生氏が手抜きをしたワケではないと、思う(笑) 。
 
 

まぁこの人、登場当初から地球の植民地星である

デロイア星と言う星の独立戦争がらみの物語の舞台で

ローカルなキャラクターを演出するという

役柄にあった事から、千葉さんご自身の出身地である九州弁を

喋っていた。これがまた強烈なインパクトを放っていた。

この作品以外でも九州弁を披露する場面が

なくはないのだが、ここでは割愛する。

劇中、脇役のキャラクターが(名前誰だか忘れた…。)

「俺は一体どぉしたらいいんだ~!」と言い寄る際に

返した言葉が、


「せぇからしかぁ!!(マジうぜぇ~って意味ね。)

余談だが、私自身が九州人だからというワケではないが、

個人的には私は九州弁に誇りを持っている。

東京に出かけても現地で「ばってん…。」とか「よかばい!」

とか、はばかることなく言ってるからね。

変なヤツとは思われるだろうけどね…。


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フコイダン、試してみる? その4

 その日は遂にやってきた…。

気の進まない妻を義父が説き伏せて、フコイダンの飲用を

開始することとなった。ここに至るまでの経緯としては、

昨年の10月末に、原発巣である直腸がんの手術後一か月の

入院を経て、退院する。

この頃、義父からフコイダンの飲用を勧められるが、その点は

主治医の先生からは良い返事は聞かない、要は病院の出す薬の

効果等が判り辛くなることを嫌っての事であるかと思われる。

妻は妻で、ただでさえ毎日何種類もの薬を服用しながら、あの

「激マズ」の

フコイダンまで飲もうなどとは到底考えられなかったのだろう。

原発巣やリンパなどの眼に見える癌は取り除いたものの、

肝臓への転移が認められたため

抗がん剤の投与により肝臓転移巣を小さくしていき

再度手術により切除する治療計画となった。

7月初め

肝臓転移巣の手術が難航を極めながらも(8時間!)終了。

手術前の先生の説明で、妻のことを

「肥えちゃるけんで、時間の掛かるかん、わからんですね。」

などと言っていた。

「…そげな要らんこつば、言わんでよかったい、せからしか!」

思わず口に出しそうだった。

術後、入院中も義父は妻にフコイダンの飲用を勧めるが

彼女、ここでも頑なに拒否。

「だいいち病院内にそげんとば持ち込まれんし。」

そして、3週間ほどして退院。

やっと家に戻れてほっとしたのもつかの間、

退院後、しばらくすると

足が激しくむくんだり、トイレでおしっこが出なくなったりで、

具合が悪くなり、外来で診察に掛かってそのまま入院。

急激に肥大した卵巣と子宮が腎臓から尿を膀胱に運ぶ

尿管を圧迫し尿が出なくなる、「急性腎後性腎不全」

なる症状に見舞われた。

ここでまた、手術+入院で2ヶ月病院で過ごすこととなった。

この入院によって、妻は身体的にも精神的にも

多大なダメージを受けてしまった。それはそうである。

1か月以上点滴のみでご飯が食べられなかったのだから。

たびたび病院に呼び出され

その期間の私は、仕事に行くか病院に居るかどっちか…。

と言う生活をしていた。

私が病院に行けないときは義父が代わって行ってくれたりもした。

そこでまたまた、義父がフコイダンの話題を持ち出す。

冗談のような話であるが、義父は大まじめに語っている。

9月末にようやく退院。現在自宅に戻って1ヶ月少々経過し

本人も落ち着いてきたがやはりいまいち元気が出ない。

そこで義父、今度はフコイダン販売代理店の社長さんまで呼び、

自分自身でも妻に飲用をするように滔々と語っていたが、

妻もようやく義父の熱意が通じたようで、飲用を承諾した。

昨年11月から、ほぼ1年の、父と娘の小競り合いが

ようやく終結した…。

飲用に当たっては、一日180mlを空腹時に飲用する。

毎食前60mlづつ飲むのだが、やはり相当飲みづらいため、

(臭いが結構強いので)

鼻をつまんでみたり、栄養ドリンクを一緒に飲むなど

慣れるまでがとにかく大変そうだ。

効果が現れて、元気になってくれれば良いのだが…。


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我が命、我がものだけにあらず

 今日は、妻の抗がん剤が丸二日経過し、抜針の日。

朝、末っ子の送迎の後、時間を調整して病院に向かった。

病院の入り口に車を乗りつけるが、妻が、

「そんな時間掛からんから、Ⓟ入らんで近くで待ってていい。」

と言う。近くのコンビニに移動し、待機する。

30分程経過したのち、妻が歩いてきて車に乗り込む。

お昼には少し早い時間だったが、妻はお昼ご飯を食べたそう。

最近食事の内容がめっきり軽いもの(肉を食べないようにとか)

になってしまって。お腹がすくのが早い。

「じゃあ、何か調達して帰ろうか?」と、言うと

「食べて帰りたい。」と言うので、〇亀製麺に行くことにする。

大きくてボリューム満点「さつま芋天」とか

カッリッカリのサックサクの食感がたまらない

鶏天!(タルタルソース鬼かけが、がばいうまか!)などが

彼女の大好きなメニュー。

思えば一ヶ月と少し前、入院中に点滴のみでご飯を食べられず

つらい日々を過ごしていた(外出、外泊の時しきりに「うどんば

食べに行きたかぁ~。」と語っていた。)から、

あの時の妻にとって、現在はそれがひと時の楽しみとなっている。

私は昼から仕事のため、いったん自宅に戻り出かける。



夜になり帰宅すると、義父の話し声と何やら異様な雰囲気…。

部屋に入ると真ん中に義父が座り、奥に座っている妻が

「鬼の形相」となっている!

「な、何の?何の起こっとるとの!?」

義父が、明日から飲用するフコイダンの説明をしているところ。

彼女、義父の説得によりフコイダンの飲用を承諾したに関わらず、

未だに拒絶している模様。

そんな彼女に義父は一所懸命にフコイダンの効用を

説いているようだった。顔をこわばらせて義父の話を訊く妻。

熱くなって語る義父と反比例に冷めた表情の妻。

今日、義父が先日言い続けていたフコイダンを調達してきていた。

それで今回、飲用に関してのレクチャーをしている最中だったのだ。

最初に言っておくが、義父は無茶苦茶を言う人ではない。

それどころか、愛情深く心清らかでもある。

なぜ私がその様なことを言えるかと言うと、

私は義父の経営する新聞販売店で13年働いていたからである。

その間義父は20代の頃の私に、

「娘は俺のことを金の生る木と思っとる…。」

などとボヤいていた事を思い出した。

父と娘の間であるから、実の娘である妻も遠慮なく悪態をつくのだが、

そういう問題ではないのである。

義父のサポートがなければ私も妻も今があるわけではないからである。

そんなわけで、私は今も義父に頭が上がらないし

義父と出会えた運命に感謝もしている。

「明日から、お父さんの言う通り、フコイダン飲用してくれよ…。」

妻の命は何も彼女だけのものではない。

関係するすべての人たちと共にある命であると思う。




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偶然とはいえあまりにも…

今日は文化の日。

午前中、実家の母が、用があるからと呼ばれ立ち寄る。

と言っても妻の実家から歩いて2分くらいの距離である。

話題となるのは、妻のがん治療の事だが、彼女にとって、

驚愕の事実がここで発覚する。

(実は、もっと驚愕の事実があるのだが、読者の方々に

信じてもらえるかどうか分からないから…。)

実家に両親と同居する私の弟の嫁さん。義妹が…

北斗晶さんと同じ病気なのだった。

私は以前から母に知らされていたのだが、私の妻へは

ショックを受けるからと話すのを控えるようにと言われていたのだ。

それで今日実家にて義妹と会ったのだが、意外と平静でいる(ようだった)。

「お義兄さん、私も癌でした…。」

と語る義妹。すでに抗がん剤治療を初めていて、帽子を着用していた。

それでもなお、務めて明るくふるまっているのであろう。

ただ実際はそんな気持ちではないとは思うので、

私のほうも当たり障りのない会話をして実家をあとにした。

私も平静を装ってはいたが、外に出て歩くと膝が震えていて

思わずバランス崩しそうになった!

「こんな偶然が重なるものなのか!」と、歩きながら怒りにも似た

感情がこみ上げてくる。

 

今日は祝日で、日中の業務がお休みなので、

買い物やなんやらと出かける。

ホームセンターにちょこっとよって後、スーパーで食材を調達。

今晩のおかずの材料を買って帰宅する。

妻に電話して、「今晩のおかずは何がいいのだい?」

と、返尋ねるものの、彼女はどっと疲れていて答えられない。

お買い物を適当に済ませて、お客様先に寄る。その後

今日の夕食何にしようかと思案する。鶏肉買ったし、家には

ジャガイモや玉ねぎのストックがあるのでシチューにしようか…。

子供たちが好んで食べるから、という事で、決定。

そうそう、末っ子の大好物のコーンを加えて完成。

とにかくコーン大好き、居酒屋とか焼肉屋で提供される

バターコーンなんて、2皿くらいペロリと平らげる。

我が家では、シチューはカレーと同様よそったご飯の上にかけて食べる。

子供はやはりワンプレートのご飯が食べやすいようだね。

私個人的には、シチューのお供はご飯ではなくバゲットなのだが…。

今回は買ってあげることも出来なくて、仕方なかったという感じ

であったが、食べ盛りの子供たちはお腹いっぱい食べていたようだ。

で、妻のほうは「肉は入れんといて。」と言うので

「ゴメン、じゃ取り除いてて。」と私。

妻の食べる姿が何かとても憂鬱そうである。薬の影響も

あるのだろうが、明後日からフコイダン飲用を開始する。

効果のほどは如何なものか…?


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フコイダン、試してみる? その3

 夕べ妻から「明日、600に起こしてね!」と、言われた。

抗がん剤再開後2度目の投与の日であった。

妻の通う病院は、大病院なので、外来の患者さんは

朝早くからわんさと並んでいる。650に到着した際には

待合のベンチはすでに人で埋まっていて彼女の座るスペース

はなかった。中に入るまでは

つらい待ち時間であるが致し方ない。その後

私は自宅に戻り、今度は末っ子を保育園に送迎しなくてはならない。

出がけに「かあちゃんは、どこに行ったと?」と、聞くので

「母ちゃんは病院に行ったよ。」と答える。すると末っ子

「なんで病院?手の白いの無くなってたやん!また入院すると?」

「ちがうばい。今日は先生に診てもらうだけ。」、などとやりとりして

保育園に向かう。「かあちゃんに迎えば頼んどるけんが。行ってこんの!」

と、送り出す。お昼を過ぎたころ妻からLINEが入り1400頃には終了すると連絡。

待ち合わせをし、お薬をもらった彼女を回収する。

今日彼女は驚愕の事実を聞かされて戻ってきた。

その驚愕の事実とは、診断書に書かれた予後の話。

余命1~3年!?

「おいおい…。2年もの差を一言で片づけるなよ!」

いきなり居なくなられるよりは随分ましだと思うのだが…。

その間に末っ子がこの事実を受け止めてくれるかどうかが

私たち夫婦の一番気に掛かってるところである。

これがある程度の年齢、中学生とかものの分かる年頃ならば、

“母親の病死”という事実を受け止めることができるであろうと思うが。

いきなり居なくなられて、ショックのあまり末っ子の心に

闇が出来てしまうのではないかという懸念が私たちにはあった。

 

再び自宅に戻り、私は仕事の準備。「ボージョレ・ヌーヴォー」の解禁に

因んだお得意様向けイベントを計画している。

上司からは、「趣味と仕事を混同するなよな…。」と呆れられているが、

趣味と仕事を何らかの形で結び付けられたなら、

すごい成果を生み出せるかもしれない…と、思う(笑)。

何よりクリエイティブなアイデアが生まれてくると思うのだ。

(と、ただの自分の我が儘な仕事ぶりを正当化する)

今日の業務は、私の趣味丸出しのイベントの準備に費やして退社。

晩御飯の材料を調達して帰宅すると、妻と義父が話をしている。

何の話か?と、思いきや、以前から義父が話していた「フコイダン」

の話である。今日の予後の話でショックを受けたことは想像に難くない。

前にも書いたが、「フコイダン」の飲用に関しては、

妻は猜疑心の塊であったので、効果なんて望めないのでは、と

私は思っているのだが、度重なる義父の説得に、涙目になりながらも

義父の話を聴いていた。私が帰宅すると義父は妻にした話を私にも

説明した。妻が「フコイダン」を飲用することを承諾したので、明日、

発注をすることになった。

明後日から飲用を開始することになる。

 

藁にも縋る思いで彼女も取り組んでもらいたい。今日は義父から

 

彼女の後ろ向きな態度をこっぴどく注意されていた。

楽しいことを考えて生きていこう、と語る義父。

「人間、いつかは死ぬのだから、悔いのないように生きよう!」

と、励ましていた。

神様は、彼女に癌との闘病生活を通して、何を伝えようとしているのか?

 

私も彼女と共に、その答えを探していこうと思っている。


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ゲームに没頭するのは悪いこと?

 土曜日。今日は末っ子、保育園を休んで、妻や兄たちと過ごしている。

家でゆっくりしてるのは別いいのだが、何をしているかと言えば、

「ゲームとTV三昧」、である。

私としては、「気のすむまでやらせりゃあいい。」と

思っているのだが、我慢ならないのは妻のほう。

途中で止めさせないことにはどどめを知らず没頭しているから。

世間一般にはこのような状況を子供にとっては「悪習」として

片付けてしまうのが普通だとは思うが、ちょっと待ってもらいたい。

私は今の年齢50歳:初老!)になって、思う事なのだが、

寝食を忘れて没頭できるものが、どれだけあるのだろうか?

…と、考えた時、どれだけ思い当たることがあるかってこと。

試しに妻(47歳)に、「君が、時間の経つのも忘れてしまう事って何?」

って、訊いても、まったく答えられない。

ま、強いて言えば、

「他人の欠点を探し当てる事!」

私や他の人の、不備な面を暴き立てる事(特に好きだ)とか、

「あの人は挨拶がなってない。」とか「言葉遣いがイマイチ良くない。」とか、

あまり感心できないことが好きである。

そんな趣味がいい悪いは別にして、普通、他人の評価をする際には、

「あの人は、仕事の手順を説明するのがうまいね。」とか

「あの人は時間にはルーズだけど、きっちり仕事するから憎めないね。」

など、良い面にフォーカスすると思うのだが、妻の場合、

人の欠点にフォーカスする癖が昔っからある。

あまりにも酷いので、一度注意したことがある。

「君、他人の欠点に着目するのはいいけど、相手は君がそんな

評価をしていると知ったら、いい気持ちがすると思うかい?

ました君が逆に相手からそんな評価をされたとしたら、

君はそれに耐えられるのかい?」と言ったら

「他人はいいと!」「自分は嫌だけど!」…「うぬっ!この自己中女がぁ!」

思い起こせば私、小学生の頃、家族で長距離のドライブに行く際には

道路地図を片手に、行く先々の地名とかを片っ端から調べていたもの。

JR鹿児島本線の駅名を、門司港~西鹿児島(現:鹿児島中央)まで

覚えていたこともあったし、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の全文を

暗唱することが出来て、クラスメイトを「おぉ~!」と驚かせたりしたものだ。

また、そのプロセスをとても楽しんでいたように思う。

そんなこんなで、地図をみるにせよ、道のりを辿るにせよ、

目的地に着くことよりも、そこに至る道のりにわくわく感を

感じていた、ように思うのですね。

私としては、子供たちには何か一つでも、時の経つのを忘れて

没頭できるものがあれば、とても楽しい日常を過ごすことが

出来るのではないかと思っているのですが、

皆さんは子供の教育方針について、どのように

お考えでしょう?


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