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働いたら負け?「山奥ニート」ってどんな人

空気がきれいで自然豊かな田舎で、

あくせく働かないで、ゆったりと自由な時間を過ごす…。

な~んて生活に、誰でも一度は憧れるのではない?

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※画像http://blogs.yahoo.co.jp/heizou0275/59437015.htmlより引用





街の喧騒を離れて、爽やかに吹き抜ける風、

鳥のさえずる声や、虫の鳴き声に耳を澄ませ、

夜はウッドデッキから満天の星を眺めながら、

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※画像http://macaro-ni.jp/4051より引用


琥珀色のウイスキーグラスを傾ける…。
あ…。イカン、

また一人で妄想にふけってしまっている(笑)。

和歌山県の山間部、田辺市五味。

ホント~に、山奥の土地である。今、ここに

農作業を手伝いながら暮らしている、

「山奥ニート」の人がいるという。

その、「山奥ニート」を名乗り、

一躍「時の人」となった、男性お二人が、名古屋出身で

2014年3月に大学を卒業した石川新さん(25)と、

東京都出身のフリーター奥谷成さん(24)である。

もともとは、ネット上の知り合いだったお二人を

引き寄せたのは、田辺市にある古民家。

この古民家、引きこもりの人を支援するNPO法人が

4年前、社会生活を苦手とする人たちに拠点を提供する

目的として改装したものだが、昨年4月、代表者である

管理人が亡くなられ、無人となった古民家に

先のお二人が訪れた。ともに高校や大学時代に

引きこもりの経験のあるお二人は当初短期滞在を経て、

管理人として移住を決意したそうである。


彼らは現在自給自足の田舎暮らしを満喫しながら、

ブログを通して田舎暮らしの様子をネット上に

情報発信しており、彼らはその中で語っている。

「山に行ったあと、帰りの車で居眠りするのはとても

気分が良いのでもっと行ってもいい。

バイトはしてるけど、やっぱり僕らの精神に

一番近いのは『働いたら負け』の

ニートだ。要するに、楽しく暮らすことが

一番大事だって考え方で、そういう人種を呼ぶ

分かりやすい言い方がないので、

今のところはニートを名乗る他ない。」厳密にいえば、

彼らの今の姿を見る限りニートのイメージではない。

私個人の見解を言わせてもらえば、社会生活に

適応できずに不登校や引きこもり、あるいは働かない

ニートが悪だ、と決めつけてしまう社会の方にも、

問題があると思っているワケ。



身近にいるヒッキーや、

ニートの子も、話してみればいたってフツーの人。

実はすごく感受性豊かな人なのかも知れないし…。

今の彼らのように、

ホントにそんな生活が出来たら楽しそうだね。

ただ問題があるとするなら、発信される情報も、

田舎暮らしの良いところだけなのが気になる…。

物事にはプラスがあればマイナスもあるものだ。

光が当たれば影も出来るのと同じである。

意地悪な言い方だけど、不便を楽しむくらいでないと

田舎暮らしは上手くいかないというからね。

田舎に移住する人より、

都会に出ていく人の方が多い…。とか

スーパーが遠くて買い物が大変、バーがない、

蛇やムカデやスズメバチ、下手すりゃ

イノシシなんかに出くわすかも知れない。

石川さんは、地元和歌山のニュース、情報サイト

「AGARA紀伊民報」で、「田舎暮らしに根を張り、

生き方の選択肢として同世代に示したい。」と語る。

果たして「山奥ニート」は市民権を得ることが出来るのか?

彼らの成功を期待している。 

 
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